本読むの好きです。
むちゃくちゃ読むわけでもないですが
本があるから一人暮らしできた気がする。
その中でも、ファンタジー好きです。
以前だったら「大人になってもそんなん読んで」と言われてしまいそうですが
いまや大人もファンタジー好きですよね!
いや、たぶんいつの時代も好きだったのだと思いますが!
今日は好きなファンタジー3つを。
そのうち、ちゃんと書きたいですが、いったんは軽く。。。
守り人シリーズ(著:上橋菜穂子先生)
『精霊の守り人』から始まる、守り人シリーズ。
30代の女用心棒バルサが新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを守ることとなるこの物語からすべてが始まっています。
あらすじで『30代の女用心棒』と聞いたときに、なかなか30代の女性が、用心棒・・・というのは想像がつかず手に取って読み始めたのがきっかけですね。まだその頃は学生だった気がします。
「そのお宝と、皇子をいただきましょう、お妃さま」
出典:精霊の守り人|上橋菜穂子|新潮文庫
どんなシーンかは実際読んでいただきたいですが、バルサがいちいちかっこいい。
どこか影のあるバルサの芯の強さや、それでも存在する弱さに惹かれ、全シリーズ一気に読んでしまいました。
上橋先生の作品の何が素晴らしいかって、
ファンタジーなんだけど、今生きる自分たちと照らし合わせて考えさせられること。
その世界に根付いた、政治的背景、各民族の風習や考え方の描写、そういったものひとつひとつが丁寧に描かれていて引き込まれていきます。
どこかで詳細を書きたいですね。(もう多くの方が書いていますが・笑)
【精霊の守り人・「守り人シリーズ」公式サイト| 偕成社】
https://www.kaiseisha.co.jp/special/moribito/
文庫版はこちら(私は文庫版で読んでます)
【上橋菜穂子「守り人シリーズ」新潮社特設サイト】
https://www.shinchosha.co.jp/moribito/
しゃばけシリーズ(著:畠中恵先生)
こちらは江戸時代を舞台とした妖怪ファンタジーですね。
主人公である大店の一人息子一太郎が、妖怪たちとお江戸の難事件を解決していく物語。
この一太郎がこれまた大変体が弱く。。。親にも妖怪たちにも甘やかされ
それでも奮起して頑張ろうとしてはお決まりのように熱を出し。。。というのが楽しく読めます(笑
店の手代である仁吉と佐助のコンビも大好きで(二人も妖怪ですが)
一太郎がとにかく第一で、二からが無いのだ。
出典:しゃばけ|畠中恵|新潮文庫
この文章からもわかる通り、みんな一太郎を大事だし、大好き(笑)
その大好き具合が読んでいて心地よい作品です。
1作目の「しゃばけ」は長編ですが、ほかは基本短編集なので軽く読めるのも良いところです。
(5冊目の「うそうそ」は長編ですね)
【畠中恵「しゃばけ」新潮社公式サイト】
https://www.shinchosha.co.jp/shabake/
十二国記シリーズ(小野不由美先生)
これは外せないです。
十二国記シリーズ。
中学の夏休みの宿題で、題材となる本を探していて見つけたのです。
いまでも忘れない冒頭。
漆黒の闇、だった。
出典:「月の影 影の海」(上)|小野不由美|新潮文庫
図書館にいたはずなのに、その一文で、一気に情景が変わったように錯覚したのを覚えています。
そんな思い出の冒頭一文から始まる物語。
女子高生陽子のもとに訪れた男、ケイキが、彼女を異世界へと連れていくわけですが。。。
肝心のケイキとはぐれ一人で生き抜かなければならなくなった陽子の強くなっていく物語。
だと思っていたら、これはシリーズ本編第一作目だったわけで!!!
そこから広がる十二国記の世界、王と麒麟が織りなす物語は壮大で、
いまも多くのファンが続編を待ちわびています。
(え、続編ありますよね!?)
書ききれないからこちらもまたどこかで詳細を・・・
とりあえず、今年短編集が出るはずなので楽しみです。
【小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト】
https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/
最後に
今回3シリーズ紹介しましたが、個別に記事書く機会があれば書きたいと思います。
ただ、1個目の単品作品での記事は別の作品にしたいなぁと思っていたのでいったんはこれで。
ファンタジー以外も読むこともなくはないのでそのうちそちらも書きたいと思います。
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