【2022年】コロナ禍での富士山登山【マスクは?ワクチン証明書は?】

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2022年7月!3年ぶりに富士山に登ってくることが出来ました!

やはりコロナ前とは変わっている部分などもあるので、いつもと違う点などを中心にご紹介します。

もと

この記事を書いている人
・富士登山経験14年(登山回数15回、登頂回数14回)
・3年ぶりの富士登山
・もうすぐアラフォーOLで単独行が多い
・富士吉田口(五合目や馬返しから)と富士宮口は挑戦済み

目次

コロナ以降での変更点

ご来光20220710
ご来光の美しさは変わらない

①登山バス乗車前や山小屋での検温

まず五合目に向かうバスに乗る際に検温があります!

問題がなければバンドを付けてもらえます(富士宮口での例)※想定外のことが起きて写真が一部アップできないため後日

また、山小屋でも全部ではないかもしれないのですが検温をしている場所が多いです。

②登山中はマスク無。山小屋などの室内、密集地ではマスクあり

登山中はマスクをしなくても問題がありませんでした!

登っていてもほかの人たちと十分な距離が取れています。

そのため、動いている間はマスクをしていない人がほとんどです。

熱中症の心配もありますし、十分な酸素を取り込むという意味でもマスクを外しているのだと思われます。

一方で、山小屋や神社内等室内ではマスクの着用をお願いしている場所がほとんどです。(山小屋の方や神職の方もマスク姿でした)

登山客の方々も自主的にマスクをしている印象でした。

また、休憩中の密集地などもマスクをしている方が多かったように見受けられます。

③山小屋内での食事場所の人数調整やしきり有

かつては人でごった返していた山小屋内も様子が変わっていました。

例えば、夕飯を食べる部屋に一度に呼ばれる登山客数もかつてよりずっと少ないです。

また、食事でちょっと寄った山小屋でも、向かいや左右に透明な仕切りが設けられるなど、感染対策に力を入れている印象を感じられました。

④ワクチン接種証明や陰性証明は必要?

コロナのワクチン接種証明や陰性証明などを求めてくる山小屋や登山バスはありませんでした。

※2022年7月11日時点での状況です

⑤キャッシュレス払いへの対応は?

多くの場所でキャッシュレス払いが出来るようになっていました。

特にPayPayのバーコードスキャン払いの山小屋が多かったように思います。

じゃあ、現金いらないかと言われると、スマホの思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあるので、十分な現金(交通費/宿代/食事代/トイレ代)は持っていくようにしましょう。特にトイレ代は現金のみなので十分な100円玉を持っていきましょう。

スマホのトラブルとしては、通信がうまくいかない他、落下して破損/電池切れ/雨による水没/火山灰の混入による誤作動など考えられます。

これらのトラブルにあうと現金必要になってくるので必ず十分な現金をお持ちになってください。

⑥2022年、特別な持ち物はある?

マスクは必須でもっていった方が良いです。

雨に濡れることもあるので、複数用意するようにしましょう。

また、小さめの消毒液なども持っておくことをお勧めいたします。

山小屋の入り口やトイレに設置もされていますが、登山道では自分で消毒するしかないので自分で持っている方が安心です。

普段の持ち物に加えてマスクと消毒液は持っていくようにしましょう。

2022年富士山登山のメリット/デメリット

メリット:人が少なく、空いている

例年よりも人が少ないので快適

今年はコロナ前に比べて人数が少ない状態で登ることが可能です。

そのため、ご来光登山をする際も、山頂前の混雑に巻き込まれることも例年よりは少ないと考えられます。

山小屋もぎゅうぎゅうに詰め込まれることがなくなったので、比較的眠りやすくなった気がします。(個人の感想です)

※混雑状況については夏休みなど一時的に集中することはあるかもしれません

デメリット:人が少ないゆえの危険あり(特にひとり登山はお勧めしません)

人がいない…夜は真っ暗

単独行(ひとり登山)する自分が言うのもなんですが…

今年の富士山は人が少ないゆえに、ペース配分によっては前後に自分のパーティ以外がいない状況に陥ることが多くあります。(例年もゼロではないです)

そのため、以下のような危険が例年より高めと感じました

  • 夜間登山、霧の中での道迷いの危険
  • 怪我・体調不良・事故での発見の遅れ
  • ハイペース登山による高山病の誘発

夜間登山はヘッドライトをたよりに進みますが、例年だとツアー団体も多く、その後ろをついていくなど危険を回避する方法があります。

ただ、今年はツアーも少ない上に登っている人自身が例年より少ないので、真っ暗闇にひとりということもありました。

その中でルートを探しながら進むのは、なかなか難儀です。

※私自身はその真っ暗環境を富士山やほかの場所でも何度も経験しているので慌てず行動しております

また、昼間でも霧で視界がふさがれることがあります。

この写真で霧が少し晴れた状態。ひどいと数m先も見えない。

特に下山で起きやすい分岐の見逃しなどが発生し、下手すると道に迷って遭難することもあります。

実際に、今回の下山の際、霧で道を間違えてしまって困っている学生たちに遭遇しました。(現在地を教えてどこに行きたいのか確認してルートを教えてあげました)

そんな風に例年よりも人が少ないゆえの危険と隣り合わせではあるので、単独での行動や慣れないメンバーでの登山はあまりお勧めできません。

初めて登る場合やひとりで行く場合などは出来ればツアーの参加などをお勧めいたします。

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自分は参加したことないのですが、ツアーで来ている人たち多いです。

さいごに

例年に比べて、コロナ関係の変更点はありますが、相も変わらず雄大で美しい富士山です。

少しでもみなさまの参考になり、安全で楽しい登山を楽しんでいただければ幸いです。

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