【富士山】太っていても登れました!~大変だけど登り続ける理由~

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富士山。
日本一高い山。

そんな山に…

BMIが25以上、つまり肥満1度と呼ばれる部類な私は、毎年のように登っております。
コロナがなければ去年も今年も登っていたでしょう。

太っていても富士山登れるの?

答えは肥満1度でも登れて、なおかつ何度も登っているのです。

そもそも、なんでこんな私が富士山に登り始めて、そして、登り続けるようになったのかご紹介します。

もと

書いている人
・富士登山13回
・富士山以外の山は年1回くらい
・登り始めた当時から肥満状態
・それでも魅力に憑りつかれてほぼ毎年登っている

目次

富士山に登り始めた経緯

初めて登ったのは大学4年生の夏。友人に誘われて登ったのが1回目です。

本当は行きたくなかった富士登山

最初は、登るの本当に嫌だったんです。

『富士山は見るもの』

ずっとそう思ってきたので、登るものではない。

おまけに、私は太っていて、普段の坂道も階段もきつい…
持久走だって、みんなの倍以上の時間をかけないと走りきらない(というか走れていない)。
すぐにぜぇぜぇいって動けなくなってしまうのに、その私に、富士山に登れと!?

「大丈夫だから!」
「絶対置いて行ったりしないし、ペース合わせるから!道具貸すから!」

友人にそう説得され、いろいろ写真を見せられたりしながら、「1回くらいならいいか…」としぶしぶ承諾。
幸いトレッキングシューズやカッパは持っていたので、大容量のリュックを貸してもらい、いざ、富士山!

めっちゃゆっくり登山!と思いきや

友人は約束通り、すごくゆっくり登ってくれました。

1秒に1歩踏み出せばいい。
歩幅は自分の足の幅でいい。
体を俯かせないで前を向いて進む。

本当にとってもゆっくり。周りにもいっぱい抜かされていきました。

でも、それで良いと。

競争ではない。周りの風景を楽しんで、少しずつ進めばいい。

そういう言葉だけで、だいぶ気持ちも楽に登ることができましたね~

そして意外なことに、そのゆっくりなペースでも、平均スピードに負けない速さで登っていたんです。

これって、持久走が常に人の倍以上の時間かけないと駄目な自分にとっては、かなり衝撃的なことでした。
私が、人と同じスピードで登れている…
もちろん、老若男女全部ひっくるめての平均タイムだけど。
それでも、平均に負けないスピードであるというのは、本当に初めての経験だったのですよ。

これは大きな自信につながりました。

いろんな人に抜かされたはずなのに、平均スピードだったのには訳があったのです。

うさぎとカメ戦法?笑

すんごくゆっくり登っている間に、よく出会った光景。

それは、自分たちを抜かしたはずの人たちの休憩中。
私たちは、その人たちをゆっくりゆっくり追い抜いてました。
あたかも、眠るうさぎさんの横を通り過ぎるカメさんのように。

そして、またあとでその人たちが私たちと抜き・・・
私はまた、そのあとでその人たちが休憩中に抜き・・・
と、続きます。

実は、友人。
すごくゆっくり登る代わりに、休憩回数を減らしていました。

この減らし方が絶妙だったのです!

「歩いては止まり、歩いては止まりってやってると逆に疲れるよ」

という友人に従い、苦しくない程度のスピード…
先ほど言った通り、1秒に1歩小さく踏み出すを繰り返し、息が切れないようにしながら継続して登って行ったのです。

周りがちょこちょこ休憩する中、私は進み続け、友人の合図で小休憩を入れていきました。

早く登って息を切らして休憩しているうさぎさんの横を
一歩一歩着実に歩き続けるカメが抜いていく…
(そのあと童話とは違ってまたうさぎさんに抜かれますが・笑)

友人が教えてくれたのはそういう登り方。
運動なんかできない私でも、登れるのだと教えてくれたのでした。

登り続ける理由のひとつ:圧倒された山頂の風景

友人の協力もあって、初日の夕方には本八合目に到着。
富士山の山小屋名物「カレーライス」を食べて、就寝。

ご来光登山ではなかったので、ご来光が出る時間までゆっくりお休みしました。
※ご来光を山頂で見たい場合は夜中に起きて、夜間登山をする必要があります

山小屋でゆったりご来光を拝み…

当時の写真ではないですが同じ場所、本八合目胸突江戸屋さんでのご来光写真(2019年8月)

明るくなってからいざ登山再開!

岩場や階段もあり、さすがに1秒に1歩という歩き方はできないし、酸素も少ないので息が切れます。
でも、幸い酸素缶など使うこともなく、「疲れた~~~~~!!!!!」と言いながらも最後の階段上って無事山頂に到着!

山小屋が立ち並ぶ山頂は、登ってすぐだと「あ~山頂ついたんだ~」という達成感はあるものの、なんだか拍子抜け。

「寒い!寒い!」といいながら山小屋で休憩して、いざお鉢巡り。
(そう、お鉢巡りの記事とこの記事の友人は同一人物です
関連記事「【富士山】お鉢巡りは右回り?左回り?」)

お鉢巡りで山小屋がないところに出ると、目の前に現れる富士山の山頂火口『大内院』。

空の青と富士山の山頂の赤の見たことのないコントラストの雄大な景色が広がっていました。

残念ながら当時の写真のデータが見つかっておらず…これは2015年の写真ですね。
手前の窪みが大内院火口。奥に建物が建っている高みが日本で一番高い場所「剣が峰」です。

自分の拙い写真じゃ伝わらないのがもどかしい(笑

とにかく、当時の私は、圧倒されてしまって…
私は、ご来光よりもこちらのほうが感動して立ち尽くしてしまったのです。

この感動は何度登っても達成感とともに毎回感じることができます。
山頂の風景。それは、私が富士山に登り続けるきっかけとなり、現在も理由のひとつとしてあり続けています。

太っていても登れる。そして、登り続ける理由。

大学4年で初めての富士登山を経験し、友人は就職、私は院に残り…
その年は後輩に誘われて登り、次の年は知り合いの親子の先達として登り…
就職してからも会社の仲間に誘われて登り…と、登り続けて13回。

その中の半分くらいは単独行で登っています。(たぶん6回)

あれだけ最初嫌がっていたのにひとりで登りに行くくらい、富士山に登るの好きになってしまいました!
今では、当時私を誘ってくれた友人よりも多く登っています(笑

決して楽には登っていないです。
ゆっくり登っていようが、やっぱり岩場では息が切れることもあります。
軽い高山病にかかったこともあります。

それでも、どうしてそんなに続けているのか。

理解していただくのは難しいのですが3つ理由があります。

自分と向き合える時間

誰かと登っても、ひとりで登っても
富士山に登っているときは、自分としっかり向き合えている気がしています。
それは、たぶん、すんなり登れない自分特有かもしれないですが、必死なので、誰かと登っててもあまりおしゃべりする余裕ないんです(笑

なので、だんまりになっちゃって、自分に問いかけたり、いろんなこと考えたり…

景色見るのも好きですが、その時間も好きですね。

今は、在宅のテレワークで、ひとりでいる時間も多いので自分と向き合う時間もとれますが、
富士山だともっと気持ちの良い気分で向き合える気がします。

自分でも登れる自信

富士山に登ることができるというのが、私の場合には自信につながっています。

ほんとに、普段は普通の運動が全然できない。富士山登れても、今もジョギングとか出来ません(苦笑

学生時代は体育の時間には笑われてばかりだった自分でも、富士山には登れる。

とても大きなことでした。
それを一度じゃなくて、何度も出来る。
それができたことで自己肯定感はすごく強くなりました。

もちろん、いまは自己肯定感のためだけに登っているわけではないですが…
それでもやりきると「よし!」と思いますね(笑

風景を見たい

人によっては、富士山は登っても景色が変わらないから好きではないと言う方もいます。

おっしゃる通り、植生限界の上へ行くので、植物的な風景の変化には乏しいです。
(案外コケとか低木とか小っちゃい花とかもあるのですが笑)

私は、先ほど書いた通り、山頂の風景が好きです。
でも、山頂以外の風景も好きですし、ご来光も、昼間の風景もいろいろ好きです。
岩肌のごつごつした感じも好きだし、砂地のじゃりじゃりした感じも好き。

登るたびに空の様子も感じられる空気も違うし、霧が出るとまた違う趣になるのも好きです。

毎回違った姿を見せてくれる富士山にこれからも何度でも行きたいと思っています。

最後に

太っていても富士山は登れて、下手すると憑りつかれるというのが伝わったでしょうか(笑

もしも、富士山登りたいと思っていて、
躊躇っている理由が『太っている』ことだけだったら、挑戦してみても良いと思います。

ただし、何かしらで通院されているなどある場合は、必ずお医者様に確認の上、登るようにしてください。
なお、初めての富士登山でひとりで登るのは危ないので、経験者の方と登ることを推奨いたします。

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