先日、1匹の迷い猫(子猫)に出会いました。
え、これってどうすればいいの!?
保護するの?放っておくの?
誰に連絡すればいいの!?
と、大混乱に陥り、知人の獣医さんに相談したその体験を記載いたします。
子猫に出会った経緯
いつものように自宅でテレワークするワタクシ。
暑いものの、エアコンをつけるほどでもなく、窓を開けて室内に風を通していました。
そんなお昼時ーー
『にゃぁ~、、にゃぁ~、、』
外から子猫の鳴き声が聞こえる。
最初に気が付いたのはそれだけ。
でも、その後は会議が続き、ヘッドセットをしていたので猫の鳴き声は聞こえず。
そして夕方、ヘッドセットを外してしばらくするとーー
『にゃぁ~、、にゃぁ~、、』
…!?!?!?!?!?!?
ここでようやく事態に気が付くワタクシ。
え、何時間鳴いてるの!?どこにいるの!?と大慌てで外に向かいました。
外にでてもすぐには見つかりません。
ただ、鳴き声はずっとしているので、声を頼りに探していくと…
駐車場の車の下に小さな子猫が…
うずくまり丸くなる子猫。
こちらを警戒して一切近づこうともしません。
らんらんと光る眼だけがこちらをじっと見て、帰れとでも言っているのか、ひたすら鳴き続けていました。
獣医さんに聞いてみた
私の住む建物はペット禁止。
でも、この猫をただ放っておくことも出来ない…
困り果て、知り合いの獣医さんに連絡。
「子猫が迷子なのですが、どうすればよいですか?」
と連絡したところ、今回の対処法を教えてくれました。
※下記に記載するのは一例です。対処していた当時は猫の状態も良く、天気の良い暖かい日、かつ、雨風をしのげる場所など好条件でした。必ずしも同じ対処をすればよいというわけではございません。予めご了承ください。
周りに親猫はいないか確認
子猫が一匹だけぽつんといると不安になってしまいますが、
実は親猫が近くにいる場合があります。
そういう時は、むやみに触ったりせず、親猫に任せましょう。
ちなみに、兄弟猫がいるパターンもあるそうです。
めっちゃ鳴いているから迎えにきてほしい…と必死に探したものの
今回の子猫には親猫も兄弟猫も見当たらず…
残念…
ケガをしていないか(衰弱していないか)
子猫にケガがないか確認です。
血が出てないかとか確認してケガしているようならすぐに保護してとのことでした。
今回の子猫は、近づくとささっと逃げます。
うまいこと物陰に逃げるので、なかなかしっかりとケガの有無など確認できませんでした。
ただ、動きに異常がないことや、全身の毛がふわふわだったことが確認できたので、
おそらくケガはしていないだろうと判断しました。
保護はせず、一晩様子を見る
すでに夕方も過ぎてしまい、自治体の保護施設は締まっている時間でした。
また、親猫が迎えに来る可能性もあり、状態もよさそうだったので、一晩様子を見るようにとのこと。
翌朝に確認して、それでもいるようだったら、自治体を保護施設に連絡をして来てもらって、と。
その保護施設であれば、すぐに殺処分とかにもならないから安心してね。ということでした。
そんなわけで、一旦撤退~~~~
仕事に戻ります。
…
………
……………
『にゃぁ~、、にゃぁ~、、』
仕事に集中できない~~~~~~!!!!
だが、しかし、心を鬼にして我慢。
私以外にも気が付いた近所の人たちが、子猫に声をかけるのも聞こえましたが、動く気配がなさそう。
そんな20時頃を過ぎた頃でしょうか。
『なぁ~~』とちょっと違う鳴き声がしたような気がしました。
※あくまで、気がしただけです
22時、いつものように仕事を終え、ふと子猫の鳴き声が止んでいることに気が付きました。
眠った??ほかの人に保護された??さっきの聞こえたかもしれない鳴き声が親猫??
いろんな想像をしましたが、確認は翌朝まで我慢しました。
翌朝、子猫は…
子猫、いませんでした。
親元に戻れたのかな?
もしそうだったらいいな、と、ちょっとしょんみり。
親元に戻れたのか、保護されたのかわからないですが、元気に育ってほしいなと思います。
お世話になった獣医さんに報告して、今回の出来事は終わりました。
最後に
今回は保護に至らなかったので、保護施設に連絡はしなかったのですが、本当に多くの動物が保護施設にはいるのですね。
保護施設の連絡先を調べてた際に、保護されている子たちの情報なども閲覧出来て、心が痛みました。
私自身は、いまはペットを飼えるだけの環境にはいません。
ただ、何かのタイミングで、動物を飼うことになるとしたら…保護施設を覗いてみようかなと感じました。
皆さんのお住まいの地域にもきっと保護施設があると思います。
「【地方自治体名】 保護施設」や「【地方自治体名】 動物愛護センター」などで検索すると出てきます。
もしも動物を保護する機会があったり、保護動物の里親になりたいなどあれば、是非調べてみてください。
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