この1年で、在宅テレワークをする人はだいぶ増えたのではないでしょうか?
いざ始めようと思っても、何から用意すべきなのかなかなか悩み物ですよね。
今回は、テレワークを始めるとき何が必要だったのか、必ず準備したほうが良いもの、出来れば準備しておきたいものを紹介したいと思います。

この記事を書いている人
・ほぼ在宅のテレワーカーでOL
・もともとは出社9割、カフェ等でのテレワーク1割だった
・20年4月より感染防止のため在宅テレワーカーとなる
・従業員の8割テレワークを実現した企業に所属しています
テレワークは一時的?それともずっと?
今現在、出社対応されている方の中でも、事態の急変があれば急に在宅勤務命令が出ることもあるかもしれません。
その場合、テレワークは一時的なものですよね(たぶん)
一時的なテレワークの場合は、そこまで多くのものを用意する必要はないです。
必要最低限のものを用意しましょう。
一方で、私のように継続的に在宅テレワークをしなければならなくなる人たちも出てくるでしょう。
いまお勤めの企業では絶対出社主義かもしれないですが、転職した会社では在宅勤務主義かもしれません。
また、今後の流れで、オフィス縮小に伴う在宅勤務へのシフトも考えられます。
私も、いま所属している企業はオフィス縮小したため、コロナが解決したとしても在宅テレワークが中心となります。
カフェで仕事ができる日も復活するとは思いますが、会議などもあるので毎日カフェに行くわけにもいきません。
その場合、働きやすい環境を整えることが一番大切なことです。
出費で懐が痛くなりますが、後々の自分の健康のために是非環境を整えていただければと思います。
それでは、その準備に必要なものたちの紹介です。
必ず準備したほうが良いもの
たった1年半ではありますが、これは絶対用意しておいたほうが良いと感じたものは以下の3つです。
- デスク・椅子
- デスクライト
- ヘッドセットやイヤホンマイク
詳細と経験をお話します。
デスク・椅子
在宅での仕事を開始した当初は、突然の決定だったため、デスクや椅子はありませんでした。
それもそのはず。
今住んでいる部屋は、寝に帰るだけの部屋みたいな感じだったので…本当に必要最低限のものしかなかったのです。
そのため、「明日から在宅」という決定がされたとき、私には3つの選択肢がありました。
- 新しいデスクと椅子を購入して仕事をする
- ローテーブルで仕事をする
- 移動式キッチンカウンターのテーブル部分で仕事をする
①の新規購入ですが、コロナで在宅切り替えが集中したせいで、世はデスク品薄時代に突入。
とてもじゃないですが、購入できません。
また、お恥ずかしい話ですが…
当時の私は、給料日前の残金の心配をするような状態だったので、新規購入する余裕もありませんでした。
②のローテーブルでの仕事ですが…最低限のモノしかなかった家です。
カーペットもないフローリングで、直に座って長時間仕事するのは耐えられませんでした。
結果的に選択したのは③のキッチンカウンターで仕事をするというもの。
でも、椅子がないのでベッドに腰かけるしかありません。
仕方なく、キッチンからベッドまでカウンターを移動させて仕事をしてみることに。
意外といけるなとひと安心したのですが…
そんなに甘くはありませんでした…
体に異変が現れたのは2週間程度たったある日。
朝起きると、体を起こすときに腰からももの裏にかけてビキッっとした痛みが走りました。
「デスクワークのせいで腰やっちゃったかなぁ」と軽く考えていたのですが、日に日に症状は悪化。
しまいには、歩くのも一苦労。上体を起こすのもつらくなってきてしまいました…
在宅での仕事を開始して3-4週間したころだったと思います。
GWに差し掛かる頃、いつもお世話になっている鍼灸の先生に連絡。
「世の中も緊急事態宣言ですが、むしろわたしの腰が緊急事態宣言です」
ということで診てもらいました(笑)
原因はベッドに腰かけて仕事をしていたこと。ベッドのやわらかい座面で常に仕事したことで、腰がダメになったようです。
早急に椅子だけでもどうにかしなければと当時頑張って椅子探したのですが、ほとんどが売り切れ(泣
それでも、どうにか折り畳み式の椅子を見つけることができたので、応急処置的に椅子を用意したのでした。
椅子を購入したおかげでだいぶ腰痛もマシになって、だましだまし仕事ができるように。
その後、事態が長引くのもわかり、世の中の在庫も安定してきたので、8月になってデスクとちゃんとした椅子を購入。
(この頃には収支も安定したので安心して購入することが出来ました)
ちゃんとしたデスクと椅子で仕事をすることで、どれだけ体が楽になるのかを実感することになりました。
長々と書いてしまいましたが、そんな経験もあり、少なくともデスクと椅子はきちんと購入すべきだなと感じています。
デスクライト
デスクといすを手に入れた後に悩まされたのが「照明」です。
多くの場合、デスクって壁に向かって設置をするかと思います。
その際に天井の照明を背にすることが多々発生しますよね(あれ?私だけですかね?)
昼間はそんなに影響がないのですが、夜に仕事をしていると、天井の照明によって自分の影がパソコンにかかってしまうという問題が発生しました。
仕事ができないわけではない…けど、ちょっと…仕事しにくい…
ということで、次に購入したのはデスクライトでした。
購入して思わぬ利点になったのが、照明についているUSBポートですね。
スマホやマウスの充電に使用できるので、大変便利です。
あとは、会議でどうしても顔出ししないとならない場合に、自分の顔が影になっちゃうのを防げるのも良いです。
ただ、青白い光だと顔真っ白になっちゃうので、その際の明かりは少し赤みのある明かりに調整したりしています。
その点で色味や明るさを調整できるものを選んでおいたのは良かったと思います。
ヘッドセットやイヤホンマイク
次に役に立ったのはヘッドセット(またはイヤホンマイク)ですね。
もともとはPC内臓のスピーカーとマイクを使用していました。
ただ、PC内臓のマイクの調子が悪くなってしまったので、やむを得ず購入したのが本来の流れになります。
結果的に買っておいてよかったし、いまからテレワーク始める人にもお勧めしたいです。
理由は『業務内容を他に漏らさないこと』。
私自身は、ひとり暮らしなので会議の内容を聞く人なんていないのです。
それでも夏場などは窓開けて会議をしているときがあります。
よほどきちんと聞かなければ、何の話をしているかなどはわからないとは思いますが。
それでも、すごくちゃんと聞けば、クライアントの事情等がわかってしまいます。
それは本当にまずい。
最悪取引停止モノです。
そのため、出来るだけ業務とは関係ない人には、会議内容がわからないようにしたいですよね。
その点、ヘッドセットやイヤホンをしておけば、少なくとも相手方の声は外に流れることはありません。
そうすると仮に盗み聞きしている人がいたとしても、内容の判断は難しくなります。
※ちなみに、さらなる用心として、クライアント名を出さないよう発言したり、隠語で話したりします。
家族や同居人に聴かれても大丈夫だろうという方もいらっしゃるとは思いますが、いざと言うときのために、きちんと内容を守れる対策として用意しておくべきだなと感じました。
あとは個人的には、ヘッドセットをすることで、聞き漏らしが少なくなったことや、声が聞こえにくいと言われることが減ったのも利点になっています。
できるだけ用意したほうが良いもの
必須ではないですが、出来るだけ用意したほうが良いものの紹介です。
- ディスプレイ
- 腰痛対策用の機能性クッション
- インターネットの回線
それぞれ解説します。
ディスプレイ
在宅テレワークをしていると、仕事中はPC画面を見ることが常かと思います。
出社しての仕事の場合、会議などあればPC画面から解放されることも多いです。
雑談をしているときなども画面から視線を外したりしますよね。
ところがテレワークでは、会議もPC画面見なければならないです。
雑談もビジネス用のチャットに置き換わったりするので、この場合も画面を見ることになります。
一日の多くの時間、PC画面を見て過ごすことになるので、出社業務以上に目を酷使してしまうのです。
そこで、多くの人たちが在宅勤務用のディスプレイを用意しています。
私自身はまだ用意しておらず…ずっとノートPCで仕事をしてきました…
正直、目がしんどいです。最近かすみ目にもなってきました。
どうしようかと思っていましたが、コロナが終わった後も在宅テレワークが確定したので、ついに購入しました。
これからは目に優しい大きな画面で頑張ります!
腰痛対策用の機能性クッション
在宅テレワークの天敵は、腰痛です。
デスクとそのデスクに合う椅子を購入しましたが、それだけでは十分に対策は取れませんでした。
そこでお勧めなので腰痛対策用の機能性クッションです。
私自身は出社している頃から『Backjoy』を愛用しています。
賛否両論ありますが、割とうちの部署(40人くらい)では『Backjoy』が優勢でした。
『Body Make Seat Style』を愛用している人もいましたね。
腰痛対策用の機能性クッションは本当にいろいろあるのでお店に行って実際に座ってみるのが良いかと思います。
インターネットの回線
どれくらいオンラインでのやり取りがあるかでも変わりますが…
よくオンライン会議をやる場合は、きちんとした回線にすることをお勧めします。
もちろん、スマートフォン等でのテザリングでもできるのですが、やはり重かったり途切れがち…
同僚たちの多くもこの1年半で光回線への乗り換えが本当に多かったです。
在宅テレワークを機に、切り替えの検討をするのも良いかと思いますよ。


最後に
ここまで、在宅テレワークで必要なもの、用意したほうが良いもののお話をしました。
身体が資本なので、自分の身体・体調に合った仕事環境を整えて、快適なテレワーク環境を整えていってくださいね。
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