富士山に初めて登るときは何を持っていってよいのかわかりませんよね。
富士山に初めて登った当時は友人にいろいろ教えてもらったこと、そして今まで登ってきて感じたことを踏まえながら、富士山に登るうえで必要な持ち物リストを何回かに分けて公開していこうと思います。
の、3回目(最終回)になります!
1回目の記事はこちらです~
関連記事:「【富士山】アラフォー女の富士登山持ち物リスト①用意必須の山道具」
2回目の記事はこちらです~
関連記事:「【富士山】アラフォー女の富士登山持ち物リスト②服装関連」
3回目の最終回は持ち物リスト全部公開ですが、その前に必須の持ち物ではないけど、もとだったら絶対に持っていくものをいくつか紹介していきますね。

この記事を書いている人
・富士登山13回
・富士山以外の山は年1回くらい
・登り始めた当時から肥満状態
・それでも魅力に憑りつかれてほぼ毎年登っている
絶対必要なわけじゃないけど「もと」なら絶対持っていくもの
富士登山でもっていくものを調べたりすると「できれば持って行ったほうが良い」レベルで書かれているものがちょいちょい出てきます。
なくても、大丈夫ではある、というのは本当。
でも…自分だったら絶対持っていくけどね!!というものがその中にはあるのでお伝えしておきます!!
- マスク
- スパッツ
- エマージェンシーシート
- ウェットティッシュ
- イヤホン(または耳栓)
何それ?というものもあるかと思うので細かく説明しますね。
マスク
このご時世なので、持っていくのは当然!と思われるかもしれません(21年8月時点)
ただ、この騒動が終わったとしても、私は持っていきます!
マスクを使うのは下山の時!!
吉田口(河口湖口)、須走口、御殿場口の下山は「砂走(または大砂走)」と呼ばれる、砂地の斜面を駆け下りていきます。
言葉のとおり、駆け下りていきます!!
(駆け下りずにゆっくり降りることも可能ですけども・笑)
自分が駆け下りなくても、必ず周りで駆け下りていく人続出します。
そうするとですね、天気のいい富士山だと、砂埃が大変なことになるのですよ!!!
どれくらい大変かというと、下山したら顔はザラザラになり、鼻の穴の中まで真っ黒になるほどの火山灰を吸うことになります。
そのため、マスクやてぬぐいでガードしたほうが良いのです!
スパッツ
スパッツの写真がない!!!(泣)
そのうち追加しますが、簡単に言うと、足首を覆うカバーです。
下山の時に履きます。靴底から固定させて、歩いていても簡単には外れないようになっています。
下山時の富士山は、先ほども言った通り、砂地の斜面を駆け下ります。
その際、容赦なく靴の中に小石や砂がじゃんじゃん入ってきます!
これを防ぐのがスパッツの役割です。あるとないとじゃ大違いです!
初めて登ったときはまだスパッツ持ってなかったので、下山後に靴ひっくり返したら「ざーーーー」っていっぱい小石や砂利が出てきました(笑
なんというか、子供の砂遊び後みたいな感じの靴になります…
エマージェンシーシート
これも写真がない!!!(泣)そのうち写真追加しますが…
エマージェンシー(≒緊急事態)のシートです。
これは災害時や遭難時に使用する、すごい薄い銀色のシートです。
体温低下を抑える効果があるもので、富士山ではご来光などを待つ間の強い味方になります。
使わなくても大丈夫な年もあるのですが、極寒の夜明けの年もあり…
もうそんなときは、このエマージェンシーシートを取り出して身にまとい、体温が奪われるのを防ぐしかありません!!
この子の威力は絶大で、あるとなしとでは、本当に大違いです!
エマージェンシーシートは開くまではとってもコンパクト。
ただし、開いたらもうその通りにたたむのは至難の業…
私はあきらめて、元の大きさにたためなくなったエマージェンシーシートと、本当に誰か助けなければならなくなったときようの予備のエマージェンシーシート(未使用)を持って行っています。
みなさんは一つでもいいので持っていくことをお勧めします。富士山の夜明け、侮らないでください。
ウェットティッシュ
富士山では水が大変貴重です!
山小屋でも使用できる水はほんのわずか。水道をひらくと「え?出てる?」というくらいしか水は出ません。
そのため、ウェットティッシュ持っていくことをお勧めいたします!
私はだいたいはキレイキレイみたいな除菌のできるウェットティッシュ持って行って、お手洗いから出てきたらそれ使用します。
なお、トイレ以外でも食事の前後に使用したり、ちょっとした汚れを拭き取ったりに使えますよ。
イヤホン(耳栓)
山小屋で眠れないときようです(笑
本当に疲れ切っているときは眠れるのですが、夜中に目を覚ましちゃったときなどに
「あ・・・・・・・眠れなくなった・・・」となったりするので、私は音楽を聴いたりします。
そうすると緊張がほぐれて眠れます~
あとは、いびきがすごい登山客の方と山小屋が一緒になっちゃったり、大荒れの夜になっちゃったときのとんでもない雷鳴にびくびくしたりということがあるので、イヤホンで音楽を聴けるようにしたり、耳栓で耳をふさげるようにしておくと安心・・・かも??
でも、寝坊には気を付けてくださいね(笑
富士山の持ち物リスト
それでは富士山の持ち物リストですよ!
結局アラフォー女らしさはゼロだけども容赦なくいきますよ!
リストはこちらのpdfファイルでもご覧いただけます。⇒富士登山の持ち物
持ち物 | 備考 |
---|---|
≪絶対必要な装備≫ | |
リュック(25-30L) | 30Lが良いと思います。 |
レインウェア | ゴアテックス等のセパレートタイプ |
トレッキングシューズ | ゴアテックス仕様推奨、ミドル~ハイカットの足首を覆えるものが良い |
ヘッドライト | 電池の交換忘れずに |
≪できればほしい装備≫ | |
リュックカバー | 雨の時に中の荷物を守ります。(リュックについている場合は不要) |
スパッツ | 私的には絶対必要 |
トレッキングポール | 伸縮できるやつ推奨 |
ウエストポーチ等 | すぐにお金やスマホを取り出せるものがあると便利 |
持ち物 | 備考 |
---|---|
≪服装≫ | |
帽子 | 日差しが強いので必須! |
速乾性のシャツ | 半袖・長袖は特に指定なし。速乾性のもの。綿は乾きにくいので避ける。 |
ウィンドブレーカー等 | レインウェアがゴアテックスなら併用可 |
動きやすいパンツ | ジーンズはやめたほうが良い。それならジャージのほうが良い。 |
厚手の靴下 | 足を保護するクッション性のあるもの。汗を吸い取ってくれるもの。 |
手袋 | 軍手で大丈夫。初日が雨の場合もあるので、必ず替えも用意する。 |
防寒具 | セーターやフリース、ダウン等。 |
ニット帽 | 防寒用。耳めっちゃ寒くなります。 |
ネックウォーマー | 防寒用。マフラーはやめましょう。 |
レギンスやタイツ | 防寒用。スポーツタイツなどサポート的なものもあります。 |
持ち物 | 備考 |
---|---|
≪その他の持ち物≫ | |
飲料水 | 1.5-2L程度。私的には500mlの水・スポーツドリンク2本の1.5L。 |
必要なご飯 | 私の場合は1日目の朝ごはんとお昼ご飯 |
行動食 | 登山中のエネルギー補給に。私の場合は、飴/干し梅/チョコ/カロリーメイト |
日焼け止め | 絶対塗ってください!やばいです! |
リップクリーム | 普通のリップじゃなくてUVカットのもの! |
タオル | 3本くらい。使わない分はビニールやジップロックに入れて濡れないようにする。 |
ポケットティッシュ | 普通にティッシュ。温度差で結構鼻出ます。 |
トイレットペーパー | 大量に紙が必要な何かが起きたとき用/芯を抜いてつぶして、ジップロックなどに入れる。 |
救急道具 | 応急処置用に絆創膏や消毒液を。ガーゼやキズパワーパッドもあると良い。 |
エマージェンシーシート | 1個は持っておいたほうが良い。極寒の日にあたると本当に凍えます。 |
マスク | 下山時の砂埃用。 |
常備薬 | 頭痛薬・胃薬・アレルギーの薬等必要なものを |
ウェットティッシュ | 水がないので手を拭いたりする |
ボディシート | 汗などを拭けるボディシートがあると良い |
メイク落としシート | 水がないのでシートタイプのメイク落とし。メイク無しでも日焼け止めを落とす。 |
化粧品 | メイクする方は軽いメイク道具を。 |
ナプキン等 | 急な生理にご注意を! |
ビニール袋 | ごみは自分で持って帰りましょう。 |
着替え(予備) | 登山服を着替えなきゃいけない場合の着替え(濡れないように袋や圧縮袋に入れておく) |
小銭 | 100円玉で10枚くらい。トイレで使う。 |
旅費 | 山小屋の宿泊費や食事代。なんでもかんでも富士山価格なので多めに持っていく。 |
健康保険証 | コピーしたものをもっていくと紛失時に安心 |
充電器 | 電源無いので充電器があると良いです |
耳栓 | 私は音楽聞くのでイヤホンだけです。 |
≪もし必要であれば≫ | |
下山後の着替え | そのままの服で帰りたくない時は下山後の着替えを用意 |
サンダル | 足の解放感は半端ない |
温泉セット | お風呂に寄ってから帰る場合はその準備を |
こんなところでしょうか…割と多いのです。なので、リュックは30Lのほうが良いです。
(買い換えようかなぁ…そろそろ)
最後に
結局、アラフォー女らしさ皆無の持ち物リストになってしまいましたが…
結局のところ、みんな必要なものは一緒ということですね。
全部を購入する必要はなく、手持ちのもので代替することも可能ではありますし、レンタルも豊富です。
自分の今後の登山方針をよく考えて、準備万端で富士登山をお楽しみくださいね!
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